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 おそらく犬を飼い始めた飼い主さんのお悩みでトイレのしつけに対する相談はとても多いと感じます。猫はほとんど失敗なくすぐ覚えるのに、なぜ犬はこんなにトイレのしつけが大変なのか、、、これはおそらくそれぞれの動物ごとのトイレ習性が違うからだと思います。猫にはトイレBOXに砂を入れていますが、これはたまたま習性に近いやり方がコンパクトに用意できたので自然と猫がトイレしやすく覚えやすくなっているのでしょう。それに比べ犬のトイレはどのようの教えているのでしょう?トイレトレーにペットシーツが一般的だと思います。特にペットショップでは親元離れた時から今までのトイレ習慣がガラッと変わり、寝場所のそばにトイレが置かれます。まだ生後2か月くらいであれば行動範囲も狭いのでなんとかトイレトレーでしてくれますが、すぐに体が大きくなり行動範囲も変わるため、できるだけ自分の寝場所の近くではトイレしたがらなくなってきます。よく「雨でも外でしかトイレしなくて困る、、、」と耳にしますが、これは家の中ではトイレしたくない本来の犬の習性です。この習性を無視し寝場所近くでトイレをさせようとする期間が長いほどトイレの習慣が複雑になり、しつけが難しくなっていくのです。

 そこで今回は犬の習性※を利用したトイレトレーニングのお薦めルーティンとその時のしつけのコツをお伝えします。

①クレート内である程度の時間(1~3時間)待機 →この時は離れてもOK

 ※犬は本来寝場所を汚したくない清潔好きな習性をもっている

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②全面ペットシーツのサークル内に開放

 ※狭い寝場所から出た解放感は尿意便意を誘いやすい

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③便意尿意が現れるまでそっと観察待機 →じろじろ見つめず少し遠くから観察

 ※この待機する根気がとても重要

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④トイレ時に掛け声(例:ワンツーワンツーなど) →トイレし始めたらそっと掛け声

 ※生涯使えるコマンドになる

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⑤トイレしたら声高らかに褒めまくる(^^♪ →最高に喜び犬を調子づかせる

 ※飼い主に褒められ喜ばない犬はいない

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⑥すぐにサークルから室内に開放して楽しませる →さらに一緒に遊んで発散してあげる

 ※飼い主に褒められ、そしてさらに遊んでもらえるスペシャルな記憶を与える

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⑦30分ほど楽しく遊ぶ

※トイレ以外で排便排尿してしまう前までがポイント

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⑧再びクレート内で待機 ➡ ①に戻る

 ※1回も失敗させないことを3日間行えば、おそらく20回以上成功習慣が身につく

 

 

以上いかがでしょうか?トイレのしつけを言葉で言うとこのような流れになります。いずれも犬の習性を利用したタイミングとメリハリある良い印象を犬に伝えることで習慣化させることです。

当店でのトイレトレーニングはこのような流れでお手伝いしています。詳しくは下記の動画もご覧頂き是非タイミング等の参考にしてみてください。

 

犬のしつけ、出張トレーニング
(吠える、鳴く、騒ぐ、トイレ、留守番、運動不足、ストレス)
トリミング
(嫌がり、爪切り、耳掃除、シャンプー、カット、
テリア種プラッキング、歯磨き)

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