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毛が抜ける犬種、抜けづらい犬種の向き不向き、長所短所
日本ではトイプードルがここ20年くらい人気ナンバーワンです。その前はダックスやチワワでした。トイプードルが人気の理由は毛が抜けづらいことで多少のペットアレルギーでも問題ないのではと思われている方も多いようです。その一方、毛が抜ける犬種で安定的な人気犬種はチワワ、ダックス、柴犬、ポメラニアンがいます。今回はざっくりと毛が抜ける犬種と抜けづらい犬種の向き不向きや長所短所などをお伝えします。
まず前述のように毛のアレルギーを気にしながらもなんとか犬と暮らしたいと願う方はプードルやプードル系ミックス犬、その他マルチーズやヨーキーなど毛が抜けづらい長所がピッタリだと思います。これらの犬種の短所としては抜けない分かなり長く毛が伸びていくので定期的なトリミングが必要になります。また抜ける犬種に比べ毛質が柔らかいため外の埃や泥などが付着しやすく、また雨の時は毛がよれよれになってしまいます。ですので一緒に外へ出かけたいアウトドア派の飼い主さんにはちょっと不向きな短所になるでしょう。しかし室内で過ごす時間が多いインドア派の飼い主さんにはこの毛質は飼いやすい長所となると思います。
一方毛が抜けることが短所になる犬種は、毛が抜けづらい犬種に比べアウトドア派の飼い主さんには長所になります。例えば季節の気温変化にも毛を増減することで対応することができるのです。なぜ対応できるかというとプードルの毛質と比べ抜ける犬種には2種類の毛質が混ざって生えています。一つはオーバーコートと言って固く艶のある毛です。この毛が雨や埃などを弾く役目になります。もう一つはアンダーコートです。この毛の特徴はふわふわとした綿毛のような毛で、これが断熱材のような役目になります。いわゆるシャツの下の着るヒートテックみたいな保温機能です。この2種類の毛があることでいろんな場所に出かけても体温調整できたり簡単にケアすることもできるのです。特に柴犬など日本犬の毛質はとても優れた対応力があり、日本の激しい四季の気候変化を生き抜いてきたそのDNAが今も引き継がれています。
いかがでしょう?どんな犬種も向き不向きがあり、それが飼い主にとって長所にも短所にもなるのです。以前別のブログでもお伝えしましたが失敗しない犬選びのコツは、中心となって犬を面倒みられる方の行動や生活スタイルを考えて犬種を選ばれることです。そうすればきっと楽しいワンコライフなることでしょう。