2021年1月28日 

15分でお散歩マスターになれる3つの練習方法と装着道具の選び方

犬にとってお散歩とはどういうものなのか?をちょっと考えてみましょう。 まずやんちゃな子にとってのお散歩は走って発散できたり、外に出ることでの気分転換できたり、そして飼い主さんと一緒に行動できるこの上ない楽しみのひと時なのでしょう。 逆に臆病な子にとってのお散歩はどんな感じ、、?そもそも臆病になる原因は幼児期の社会性不足や、恐怖体験などのトラウマが考えられます。この原因を徐々に改善していくことで少しづつお散歩が楽しくなってくれることでしょう。

それではこの両極端なタイプの犬それぞれがお散歩を楽しめ、また飼い主のあなたは周りから素敵な愛犬家に感じられる、そんなお散歩マスターになってみませんか?15分に3つの練習を続けることでそれが実現できます。その3つとはこちらになります。

 

①飼い主にちゃんとついて歩く

②飼い主と一緒にめっちゃ楽しく歩く

③OK~匂い嗅ぎながら自由気ままに歩く

 

多くの人がやっているお散歩とはおそらく③だけをやっています。そこでグイグイ引っ張られて何とか①をしようとするが上手くいかず、結局②のようになれないまま時間だけを掛けてしまい、その結果お散歩から戻ったのに全然元気で家でも暴れている、、というお悩みの方が多いのではないでしょうか?

という訳で、ポイントは①と②を上手に取り入れること、そして今まで通りやってきた③を効果的に活かす練習方法をお伝えします。またこの練習方法にはやんちゃな子と真逆の臆病な子では最初の取り組み方が大きく違いますのでそれぞれを分けてお伝えします。

それではまずは犬の性格や目的に合わせ装着する道具(首輪やリード)の選び方から説明いたします。

装着道具それぞれの特徴

首輪リードタイプ

一般的な首輪リード

引っ張れば締まるP型チョーカータイプ 
装着するとこんな感じ⇩

実際の首周りより5~10㎝くらい長さに余裕があるようにする

首輪リード① →首輪にリードを付けるもっともオーソドックス(首の太さに合わせちょうど良い加減の首周りで固定し装着するもの)なタイプ。何を装着するのか迷ったらこのタイプが無難ですが、難点は犬が急に歩かなくなった時それを引っ張ろうとするとスポッと抜ける可能性があることです。ですのでトレーニングが必要な犬にはあまりオススメできません。

 

 

首輪リード② →チョーカータイプ。これのタイプは通常状態では締め付け感がなくゆるい状態になり、引っ張った時のみ締まるものです。つまり飼い主に合わせて歩いている時は心地よく、逆らうと引っ張られるので心地よくない状態になることを伝えられます。また固定の首輪に比べて抜けずらいので多くのプロトレーナーがトレーニング時に使用されています。

胴輪リードタイプ

使用目的により形が違う

「ゆっくりしか歩けない、、」「外に出るのが苦手、、」などおとなしい子や怖がりの子にオススメのタイプです。また逆にグイグイ引っ張る子への引っ張り運動(犬ぞりのような自転車運動など)に使うならこのタイプが良いでしょう。しかし中には引っ張ると喉を圧迫してしまうタイプがあるので犬の体に負担を掛けないものをお選びください。

口輪リードタイプ

口周りと首周りに同時装着3

マズル付近にリード装着できるので引っ張る力が激減する

胴や首の装着に比べ、体の先端に付けるほど犬の引っ張る力が極端に小さくなるのが特徴です。例えば馬は口に噛ませるハミ、牛は鼻輪を装着することで非力な人間が何百キロもある大動物をコントロールできるように、たかが何十キロの犬ならばどのくらい楽になるか想像できると思います。しかしこのタイプは装着に慣れるまでの嫌がりや外そうとする抵抗をいかにクリアさせるかがポイントになります。これについてはプロの方に相談しながら取り組むことをオススメいたします。

<練習場所はどのくらいあれば良いのか?>

車の行き来が激しくなく、また路面が滑ったりあまり凸凹してなければ道幅2m、長さ20~30mくらいある場所ならばどこでもOKです。小さい体格の犬なら長さがもっと短くても大丈夫です。

 

<性格別練習方法 ガンガン引っ張るやんちゃな子編>

 このタイプに言えることはとにかくエネルギーが高めであり、好奇心旺盛で興奮気質であり、体力のない飼い主と歩くちょっとのお散歩だけではまったく疲れない無尽蔵に感じられるスタミナの持ち主です。外に出れば常に積極的に前に出て他の犬や人、自転車、車、バイクなどにも興味を持って吠えかかり向かって行こうとするでしょう。これには遊びたくて向かって行く子と威嚇して威圧するために向かって行く子など様々タイプがあります。このようなお散歩を続けているとどのようになっていくかというと、犬橇のように自分が飼い主を先導するリーダーだと勘違いしていきます。もしかするとすでに犬がリーダーになっている可能性が高いです。こうなると飼い主の命令はほとんど聞かず、せいぜいオヤツがある時だけ従ってる演技をするだけでしょう。

このタイプにどういうトレーニングが向くのか、、?

と具体的練習方法やテクニック習得に入る前に良く考え決めておかなければならないことがあります。それは飼い主が今の状況を踏まえ、愛犬に変わりリーダーとして群れ(家族)を守る存在だと認めさせること。この話を聞いて「なるほどそういうことか、、ならばやってみよう!」と気持ちにスィッチが入る方はこれからお伝えする練習方法を参考にされれば改善の方向に進んで行くことでしょう。

しかし逆にこの話を聞いて「ちょっと自信ないな、、」とか「犬に嫌われちゃうの嫌だな、、」のようになかなかリーダーというスィッチが入らない方はこれから伝える練習方法を無理して取り組まないでください。かえって心身ともに怪我をすることになり兼ねませんのでご注意ください。このような気持ちの飼い主さんがやんちゃな犬と暮らされている場合のオススメの考え方があります。それは愛犬を犬とは考えず、大きく可愛い甘えん坊のライオンを自分は飼っていると考えることです。それならば人に危害を加える可能性がある外でのお散歩にわざわざ連れて行かず、きっと家で十分発散できる施設や工夫を考えるのではないでしょうか?ですのでトレーニングに入る前に、飼い主であるあなたがリーダーになるのか?ならないのか?をしっかり決めてから取り組みましょう。ちなみにこのリーダー論は臆病な犬でも同じことです。外に出ると臆病でも家の中では威張っている内弁慶さんが日本の犬には多いようです。ひどい子になると家庭内暴力のように飼い主を攻撃する子もいます。これも犬がリーダーになり群れを支配していることにつながります。

 

それでは改めて「15分でお散歩マスターになれる3つの練習方法」をお伝えするにあたり、飼い主が犬のリーダーになることをご理解頂いた方を前提でお伝えします。

80歳を超えたお袋とやん丸のお散歩

ゆっくりと歩くお袋の速度に合わせ歩いてくれてます。(^^♪

それではまず最初にやることは“リーダーウォーク”です。ガンガン引っ張る子のほとんどが飼い主より前へ行こうします。そこで飼い主より前へ出たらすぐに反転逆に進みます。そしてまた飼い主を越すと逆に反転します。つまり反転した瞬間に飼い主が先頭に立つリーダーにチェンジするのです。➡リーダーウォークのやり方については下記動画をご覧ください。

この時に注意して欲しいのは首輪リード①のような固定の輪になっている首輪では抜ける可能性があるのでお気を付けください。このリーダーウォークを数回繰り返すことで犬は考え始めます。そして自信もって常に前に立つ飼い主にいつの間にか先導されることにも慣れてきます。つまりこれは「①飼い主にちゃんとついて歩く」を実践していることになります。

リーダーウォークのやり方

下記の動画はお散歩時の引っ張りが強くエネルギーの非常に高い、ボーダーコリー1歳の男の子を初めてトレーニングした時に撮影したものです。

※グイグイ引っ張るやんちゃな子にはとても効果的なトレーニング方法です。

次にこの歩きが慣れてきたところで、今度は少し声のトーンを明るくしながら「②飼い主と一緒にめっちゃ楽しく歩く」を意識して行ったり来たりしてみましょう。おそらく少し抑えていた犬の気持ちが楽しそうに変化するのがわかると思います。次にある程度楽しんだところでリードを緩めて「匂い嗅ぎながら自由気ままに歩く」を行ってあげます。この時に排便排尿をしやすいので大丈夫な場所を選んでOKしてあげてください。この3つの時間配分はこのくらいを参考にしてみてください。

①飼い主にちゃんとついて歩く 1

②飼い主と一緒にめっちゃ楽しく歩く 1

③OK~匂い嗅ぎながら自由気ままに歩く 3分  合計5

 

①は犬の集中力、②は飼い主の持続力がポイントとなるので無理なくこのくらいの時間から行ってみることをオススメします。

※飼い主さんでも同じように動けるよう装着道具は口輪リードの”ジェントルリーダー”というタイプを使用しています。ジェントルリーダーの装着には事前準備として若干のトレーニングが必要です。失敗ないよう慣れさせるため、装着ご希望の方は直接ご相談ください。

とても上手に歩けるようになりました。(^^)/

お散歩が苦手な8歳チワワの女の子

<性格別練習方法 外を怖がりなかなか歩かない臆病な子編>

 臆病タイプの場合はちょっと時間が掛かります。どんなに家の中で威張っていても外では飼い主に甘え隠れようとするでしょう。それをやんちゃな子同様にリーダーウォークしてもかえってトラウマになり外が嫌になってしまいます。ですので練習方法はやんちゃな子とは逆のアプローチで③②①の順番で行うことになります。

まずは外が怖くない所なんだという安心感から始めます。雨風の激しい天候、車や人通りの多い時間帯などは避けましょう。そして抱っこしながら景色を見せたりや匂いを嗅がせ楽しく声がけしてあげます。もしご協力くださる方がいればその方に大好物のオヤツなどを与えてもらうと効果的です。犬が落ち着いてきたら今度は下に降ろして様子を見ましょう。そこで歩けるようなら家に向かう帰り道を歩かせてみましょう。最初は数メートルでもOKです。「外って楽しいな~」とか「よその人っていい人だな~」と感じ、家路に帰る道で歩けたことが自信になり次につながることでしょう。これは「匂い嗅ぎながら自由気ままに歩く」を実践していることになります。

 このことを数日続けると犬は外でのお散歩が楽しくなってきます。つまり「②飼い主と一緒にめっちゃ楽しく歩く」が出来るようになります。この②までが出来るようになるとだんだん調子に乗って前に出始めるかもしれません。そうなった時にようやく「①飼い主にちゃんとついて歩く」を実践します。外での楽しみと飼い主の頼りがいを感じ、だんだん飼い主をリーダーとして慕い始めることでしょう。

犬のしつけ、出張トレーニング
(吠える、鳴く、騒ぐ、トイレ、留守番、運動不足、ストレス)
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